« 2006国際親善車椅子バスケットボール大阪大会に行ってきました。 | メイン | 鈴木猛史情報 »

2006年02月20日

2006国際親善車椅子バスケットボール大阪大会珍道中

 2月16日(木)~18日(土)まで、大阪市中央体育館で開催された「2006国際親善車椅子バスケットボール大阪大会」へ行ってきました。大会のようすは掲載しましたが、今度は移動のようす。大阪へ行くまでの珍道中をお話したいと思います。みなさんもご存知のように、私は車椅子ユーザーで、通常すんなり行くことがすんなり行かないことが多かった時代を乗り越え、各種交通機関を開拓してきた実績を持つ!?私としては、今回、予算もないのでバックパッカー気分で旅の計画を始めました。アトランタパラリンピックで添乗員として、現地へ同行した某大手旅行会社の社員が、お隣のM県に在住しているため、その人と相談しながら高速バス・電車(新幹線含む)・飛行機の3つのルートで企画を始めました。

計画!
【高速バス ギャラクシー号】合計26,920円
 旅費:片道10210円で往復20,420円(リーズナブルなお値段でダントツの安さ!)
 市営駐車代金:6,500円
 ※16日の夜に出発して17日の朝に着く。16日夜の宿泊代もかからない。帰りも18日の夜出発して、19日の朝につく。ふむふむ・・・。
 【利点】
  ①とにかく安い!
  ②寝てる間に着く!
 【リスク】
  ①バス内でのトイレの問題(肩がはまって動けなくなる可能性大)
  ②郡山市営駐車場の料金6,500円(5000円以上出すならホテルで宿泊できるので迷う)
  ③10時間半という移動時間(さすがに乗り物酔いするのでは?とちょっと心配)

【JR】49,730円(身障割(乗車券のみ)適用)
  旅費:35,530円(乗車券、指定席往復)
  宿泊費:9,000円(東京1泊)
  駐車代金:5,200円
 【利点】
  なんだろう?
 【リスク】
  ①16日の夜に出て、東京1泊
  ②駐車代金もかかる
  ③全体的に高い

【飛行機】41,600円
 旅費:片道16,600円で往復33,200円
 駐車代:なし
 宿泊代:8,400円
 【利点】
  ①とにかく早いし、楽チンである。
  ②福島空港の職員の対応がGOODである!
  ③駐車料金が無料!!
 【リスク】
  2番目に予算がかかる
※いずれも大阪市内のモノレール・電車・地下鉄代、食事代などの諸経費は除く

 と、いうことで、ギャラクシー号も魅力的だったのですが、某スポーツ指導員と国際審判員、職場の同僚のアドバイスにより、バックパッカー気分はやめ、身の程を考え飛行機で無難にいくことにした。
 福島空港は乗りなれているし、職員の対応がいいことも視野にいれ、出発7日前に移動手段を決定!!当然、飛行機となると座席さえ空いていればいいので、某大手旅行会社を通してチケットと宿泊を予約してもらうことに。これで安心快適な旅を楽しみにしていた。が!しかし!!ちょっと、久しぶりで最近えは滅多にであえないトラブルが発生!
 出発を数日後に控え、某大手旅行会社N氏から電話が!

N氏「それがですね、某航空会社から搭乗拒否されちゃったんですよ・・・。」

私「ぬわに!?理由は?どこの会社?」

N氏「搭乗予定の飛行機は、小さいため搭乗員が1人であり、介助者なしでは利用を遠慮してほしいと話があったんですよ」

私「???昨年の10月に同機に搭乗したときはそんなことは一言も言ってなかったよ?んじゃ、ほかは?」

N氏「こちらはOKなんですが、帰りがないんですよ。しかも関空ですしね・・。」
 ほか通常、車椅子ユーザーでも、私のようにスポーツをしていている場合は「アスリートS」と呼ばれ、座席までのお手伝いは必要でも、緊急時も腕力で避難できるお客様という対応になる。過去も搭乗拒否は一度もない。本社に車椅子の職員も数名いるので対応も慣れている。

 今回は伊丹発着を考えていたため、某航空会社を利用することになった。

 N氏「そうですか、では本人が予約したほうがいいのかなぁ。」とのことで、身体障害者対応の予約センターに電話し、搭乗拒否の理由をお教えいただいた。

 理由①当日は、ほかに身体障害者の利用があり、職員が対応しなければならない乗客がいるため、小さい飛行機では搭乗員が1名のため、航空法により介助を必要とするお客様の人数を制限させていただきたいこと。(それらしき人はいなかったけど)

 理由②旅行会社が予約をする際、お客様がスポーツ選手で自力避難が可能である旨を伝えていなかったのではないか。(伝えたと言ってましたが。)

 結局、最小限のお手伝いをお願いすることで乗れることになったんだけど。その乗せてもらえる理由が、お客様がスポーツ選手で、歩行が不可能であっても緊急時の脱出の際には自力で避難できることを踏まえ(ここまではほかの会社も一緒)、当社では歩行できなくても歩行が可能ということで、お乗りいただくことはできます。という理由だった。日本語って難しい。

 歩行ができない私は、歩行ができるという形式でお金を払って乗せていただけることになった。私がこうした小さい飛行機に乗るときは、自分なりにも工夫をしている。一番は体重が軽くなればいいのかもしれないけど(笑)確かにこの飛行機は狭くて急な階段なんですよね。それを考えて、登るときは薄手のゴム手をはめて、後ろ向きで階段の手すりを利用して腕で登ったり、降りるときも前を向いて腕でおりる等等。
 
 まぁ、いつも利用する空港ではわかるけど、予約センターでは電話なのでなかなか理解しがたいのだと思う。それも理解しつつ、はじめに断られたのことが微妙に感じが悪い。結果乗せたからOKってのはどうもね。ま、いいんですけど。こうして開拓してきたし、土地も開拓してもほおっておくと荒れるってことを教訓にどんどん利用していきましょう!

 そして当日、やっぱり福島空港の対応は、慣れてるし親切だしでばっちりなんで許せてしまうのですが(笑)職員の方には予約の経緯をお話ししちゃいました。ほんとうはちょっと怒った感じで言おうと思ったけど、いい人たちだったので挫けちゃいました。

 大阪着。さぁ、ホテルまでモノレール→阪急電鉄で梅田まで。前にも書きましたが、大阪は一人で移動できる街。駅員さんが「一人で乗れる~?」って聞いてきて、だいじょうぶです!って応えると、あとはおかまいなし。心配ならお願いします!っていうと対応してくれる。それがいまの大阪。

 そして、だいじょうぶと元気に答えた私はさっそうと一人で移動し、梅田にて迷子となる(笑)梅田駅がいっぱいあってホテルがどっちかわからん!!

 そこで人に聞くことに。やんちゃ風なカップルに道を尋ねたところ、「どうせ暇やし。一緒にいきましょか!」って、訛りで聞きにくいのか、何度も話を聞き返しながら、車椅子で歩きやすいところを探してくれながらホテルまで送ってくれました!いい若者たちにめぐり合えたおかげで、ぶじホテルに到着。普段ならすっかり布団に入っている時間だが、気持ちの良い若者に会ったおかげで、珍しく缶ビールなどを飲んでみた。おかげでぐっすり眠ることができた。そして、いよいよ明日、福島のスターの試合を見に行くのであった。 

投稿者 letssports : 2006年02月20日 15:00