« 鈴木猛史選手 表敬訪問のようす | メイン | 2006国際親善車椅子バスケットボール大阪大会珍道中 »

2006年02月20日

2006国際親善車椅子バスケットボール大阪大会に行ってきました。

 2月16日(木)~18日(土)まで、大阪市中央体育館で開催された「2006国際親善車椅子バスケットボール大阪大会」へ行ってきました。別ルートで本県在住の某スポーツ指導員も行きましたが、今回は通訳ではなくフリーで行動?しており、現地で合流しました。

そして、現地ではI市在住の国際審判員のKさんもがんばっておられました。

 今年で4回目の開催となるこの大会は、男子のみの大会で、この大会に日本代表として、本県から佐藤聡選手(郡山市在住)が出場しました。その応援や国際的な状況を探りに行ってきたわけですが、大会の内容はもちろん、それを支える人や観客、地元などなどいろんなことを感じて帰ってきましたので書きたいと思います。

 今大会の出場国は、世界ランキング1位のカナダ、2位のオーストラリア、8位の日本と、2008年パラリンピックのホスト国である中華人民共和国の4カ国で行われました。
 まず、久しぶりの国際試合観戦の感想から。「福島のスター(場内アナウンス)」こと佐藤聡選手は背番号4。オーストラリア戦はスターティングでの起用でした。2006年7月に開催される世界選手権アムステルダム大会、2008年の北京パラリンピックに向けて、若手選手が多数起用されており、佐藤選手もその一人。

 佐藤選手は障害が一番重いクラス1。しかし、スピードもあり、身体も大きく、技術も十分世界に通用する選手へと成長しつつあり、(あとは周りを見れるようになると最高だね)障害の軽いクラス4の選手に対してもナイスディフェンスを連発しているほか、オフェンスでも「林の中の小鳥」状態にも関わらず、得意のピックアンドロールからのゴール下シュートや速攻で得点を決めるなど、新人とは思えない活躍を見せておりました。ま、度胸も態度も昔から変わらないのでそれもそうかと納得の部分もありますが、日本を代表するクラス1の選手で、元Jリーガーの京谷選手の後継者となれるか!近い将来、世界のトップクラスの選手になる片鱗を見た気がしました。ほめすぎかな!?

 さて、今回もそうですが、大会会場にはたくさんの小中学生が見に来ています。カナダ・オーストラリア・中国・日本のチームは大会が始まる前に学校を訪問し、子供たちと交流を深めます。その子供たちを含め、多くの観客が入ります。

 また、試合の合間に車椅子バスケットボールの体験をするのですが、これが車椅子を上手に操作するんですよ!私もよく県内で車椅子バスケットボールの体験を依頼されて学校へ行きますが、正直これほど上手には車椅子を操作することは滅多にありません。それだけ授業や普段の生活のなかで車椅子に乗る機会が多いということで、子供たちはおもちゃのように車椅子を操作します。

 そして大阪は、空港から会場までモノレールや電車、地下鉄を乗り継いで自力で会場まで行ける環境で、途中、多少不便な場所があっても、エレベーターを設置したり、整備し続けているので、大阪は国内でも移動しやすい都市となりつつあります。人の手を煩わすことなく気兼ねなく移動できるので気も楽です。移動に関しては珍道中に書くので、ここでは詳しくしませんが、完全ではないにしろ、私が行った都市の中でも一番便利な街だと思います。

 さて、今回の優勝も世界ランキング1位のカナダ。パトリック・アンダーソンは相変わらず人間とは思えないサイボーグチックな動きをするし、、、若手中心のオージーも主力数名を欠いているにも関わらず強かった。

 そして気になるのが、お隣の超大国、2008年のパラリンピックのホスト国である中華人民共和国。今回は若手をそろえてきましたが、その将来性はかなりのもの。

 一昨年、オーストラリアで中国チームを見ましたが、メンバーも変わり、かなり気になる存在です。

 また、そのとき中国のスタッフがこんなことを言っていたのを思い出しました。中国には6000万人の障がい者がいて、日本でいう県大会のような地方の大会を、国の人が視察に行き、能力の高い選手をスカウトして合宿所に住まわせて強化をしていると。

 中国チームの車椅子は、以前見たときは日本のメーカーの古い車椅子を使用していましたが、今回はアメリカ製の車椅子で全員おそろいでした。これは国から支給されたものだといいます。さすが。。 
国の威信と代表の誇りをもって挑んでくる中国はやはりすごそうです。
canada_pat.jpg     oosaka_cup_taiken.jpg
カナダ#12 パトリック・アンダーソン(画像悪い・・・)        体験のようす


佐藤 聡選手

 と、言うことで本日はここまで!大阪までの珍道中も作成中ですのでお楽しみに!

投稿者 letssports : 2006年02月20日 13:23